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PV400Wで暮らしてみようと思う。しかし、PV400Wで果たしてどこまで出来るのだろうか?と言う訳で、分らないから試してみるのだ!
 ソーラー発電400W生活 (監視装置)  〜 モニター編〜
          
 必ずしも必要ではないが、あると何やら楽しいのが監視装置です。
最初はデジタルできっちり監視をしようと考えたのですが、それ程のものではないし、トラブルの発生がわかれば良いので  あり、ちらちらと世話しく動くデジタルメーターより、ゆるゆる動いて楽しいアナログメーターと決定しました。
ところが、なかなか思うようにならなかったのもアナログメーターで、トラブルのほとんどがこの監視装置に集中しています。

モニターの考察
・PVアレイ電圧計(アナログ)
 動作がほぼ推測可能であり、必須では無い。トラブル発生の監視(新聞記事によると系統連携型でのトラブルが多数あり、 
 最近はメンテナンスフリーの文字が削除されているらしい)のため設置。動作をボリュームで見られるアナログの方が見て
 いておもしろい。

・PVアレイ電流計(アナログ)
 実際の発電量は、概ねこれで知ることが出来るので有ったほうが良いと思うが、必須では無い。
 これも、ボリュームとして見られるアナログの方が楽しい。

・バッテリー充電電流計(アナログ)
 「PV電圧×PV電流」=「バッテリー充電電圧×バッテリー充電電流」なので、細かいことが分かってもあまり意味は無い
 と思われるが、確認とトラブルの監視用として設置。
 なお、当プラントでは一時期これを取り外して消費電流計として使用した。が、その後で、再度設置した。

・バッテリー電圧計(デジタル)
 バッテリーの状態を示す唯一のものであり、必須。最初のアナログ32Vから、細かく分かりやすい様にとアナログ15V
(12Vシステム時)に変更し、24V化に伴って内部の抵抗を交換し、47V計として設置している。
 これは後日、デジタルに変更したいと考えている。

・消費電流計(デジタル)
 DC-ACインバーターへの供給電流の監視用。アナログでも良いが、使用環境(インバーターの能力・突入電力の程度等)
 によって、電流計のレンジの選択に迷ったため、レンジの広いデジタルを選択したいと考えている。なお、その際はシャント
 抵抗が必要となる。
 最初はインバーターが12V130W×2=260Wであったため、アナログ20Aを使用していたが、後日24V600W(瞬間
 最大1200W)化に伴いアナログ50Aとし、さらにインバーターの出力をアップする予定があり、そのときはレンジの広い
 デジタルに変更する予定。

 チャージコントローラーによっては、リモートモニターや本体にモニターの設置されているものがあり、また、RS−232や
イーサネット等によって、モニターだけでなく設定変更等のできるものもある。
 私の使用する「SS-MPPT-15L」や「TS-MPPT-60」には、専用のモニターやリモートモニターが用意されており、さらにPC  で設定や監視のできる「MS-VIEWモニター」や「SC-VIEWモニター」の利用が可能となっている。 

    
監視盤  
 左上:PV電圧計 (47V)
 左下:PV電流計 (20A)
 中央:バッテリー電圧計 (32V)
 中央:バッテリー電流計 (20A)
 右下:消費電流計 (50A)

 で、常時監視中。

 ひょこひょこと動く針をみているのは、結構、楽しい。

 
 

         
バッテリー電圧・PV電圧  
 PVからの入力電圧計を、システム電圧が24Vであるからと32V計を設置しましたが、これは大感違い。
PVの最大出力電圧が18Vなので、それ以上 (36V以上)が必要になります。
驚くほど単純なミスです。

 さらに、実際には最大電圧は18V(36V)を超えることが多く、15V計を47V計に改造して使用しています。


 
品番 電圧計(32V、15V)

PV電圧  
 システム電圧を24Vとしたときに、15V電圧計を47V電圧計に改造したものです。
この後、ちゃんと校正してから使用しています。

 最初、シャント抵抗を入れて電流計として使用 をしていたのですが、シャントが電流に絶えられずに燃えて しまい、ケースの裏が溶けて穴の開いてしまったものを流用しました。

 パネルはコピー用紙に印刷したもので、昔のアマチュア無線のコールサイン「JA8MJC」を入れたりして、少し遊んでいます。

 にも拘らず、しっかりと働いてくれています。
品番 電圧計(47V)

消費電力
50A電流計(シャント抵抗付) 中国製の50A電流計(クラス2.5)です。
正確さを求めてはいませんのでこれで十分。

それにしても、品質管理は最悪です。
ワッシャーが1個多く入っていました。さらに、
シャント抵抗のビスがガッツリ錆びていました。
画像をクリックすると、その画像が見られます。

 システム電圧24Vでインバーター1200W、
48Vで2400Wまで監視することが可能です。

 
品番 電流計(50A)

PV電流・バッテリー電流  
20A電流計 中国製の20A電流計(クラス2.5)です。
正確さを求めてはいませんのでこれで十分。

これもまた、品質管理は最悪です。
ワッシャー4個(2台×2個)の内、一個だけ
なぜか大きいのが入っていました。

これ以前には、2つの電流計の表示値が全く
違うと言う事態に遭遇し、交換をしてもらった
結果がこれです。

そのあたりの経緯は、画像をクリックしてご覧
ください。
 
品番 電流計(20A)

    
   
   
 

通信アダプター  
蓄電システム.com (不良品)  RS-232を通じて「SS-MPPT-15L」とパソコン間の通信が可能になり「MS-View」や「SC-View」の
利用が可能になります。

 RS-232の無いノートパソコンなどでは、USB
変換ケーブルを使用することで通信が可能となります。

 アダプターの購入では「蓄電システム.com」というショップに金具の錆を報告したところ、いきなり逆切れをされて、とても嫌な思いをしました。

画像をクリックするとその内容を記載しています。
品番 MSCアダプター (MorningStar社)

ソフトウェア  
 モーニングスター社製のフリーソフトウェア   「MS-View」です。
「SS-MPPT-15L」、「TS-MPPT-60」のどちらでも使用することが出来ます。

各種設定の他、データの表示も可能です。
品番 MSView (MorningStar社)

ソフトウェア  
 MSCアダプターを使用することで、利用することが出来ます。
 「SS-MPPT」用と「TS-MPPT」用がある様で、
これは「SS-MPPT-15L」専用です。
 スキンで表示を手軽に変更することが出来、各種の設定も簡単ですし、見た目にも分かり
易く、使い勝手の良いソフトウェアです。

 ちなみに実験用のサイトですから、これまで思いつきで何度も電源を切って手を入れているために、その都度、積算電力がリセットされてしまい、さっぱり積算電力が稼げません。
ここでの表示は、何回目かの73.7KWです。

TS-MPPT-60で実用プラントが稼動しましたら、積算電力をガンガン上げて行こうかと・・・
品番 SC-View