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PVモジュール400Wで、果たして何がどこまで出来るのだろうか?分らない!と言う訳で、分らないから試してみるのだ! |
ソーラー発電400W生活 (夢想編 その
8) 〜 平成21年〜23年の月別日照時間を考察してみる〜
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机上の空論を語るに当たり、先ずは現在の消費電力をソーラパワーに置き換える机上の空論を考察してみたい。
日照時間とPVモジュールの発電量には、完全に一致する関係性のあるものではないことは確認した通りである。
しかし、完全に無関係とも言い切れず、少なからず相関関係もあるのも事実である。
そこで、過去5年間の最寄の地方気象台のデータを取り出してみた。 |
ここ3年間の月別日照時間を考察する
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日照時間 |
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2007年 |
2008年 |
2009年 |
2010年 |
2011年 |
5年計 |
日平均
時間 |
|
1月 |
166.4 |
148.4 |
157.7 |
203.6 |
227.6 |
903.70 |
7.29 |
|
2月 |
180.0 |
191.4 |
128.0 |
89.1 |
138.8 |
727.30 |
5.87 |
|
3月 |
191.2 |
194.4 |
159.8 |
127.2 |
205.2 |
877.80 |
7.08 |
|
4月 |
153.4 |
150.4 |
221.7 |
139.5 |
229.8 |
894.80 |
7.22 |
|
5月 |
229.5 |
136.3 |
159.5 |
207.6 |
149.6 |
882.50 |
7.12 |
|
6月 |
205.1 |
153.5 |
83.4 |
168.9 |
129.6 |
740.50 |
5.97 |
|
7月 |
93.2 |
205.1 |
126.4 |
220.2 |
209.8 |
854.70 |
6.89 |
|
8月 |
283.6 |
198.6 |
157.9 |
280.3 |
247.3 |
1167.70 |
9.42 |
|
9月 |
170.9 |
137.8 |
133.9 |
185.9 |
197.3 |
825.80 |
6.66 |
|
10月 |
129.7 |
154.7 |
152.7 |
96.0 |
155.1 |
688.20 |
5.55 |
|
11月 |
139.9 |
119.4 |
122.4 |
136.3 |
129.9 |
647.90 |
5.23 |
|
12月 |
154.2 |
184.5 |
166.2 |
184.0 |
177.5 |
866.40 |
6.99 |
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|
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年合計 |
2097.1 |
1.974.5 |
1,769.6 |
2,038.6 |
2,197.5 |
7,980.2 |
− |
|
平均値 |
174.76 |
164.5 |
147.4 |
169.8 |
183.1 |
166.2 |
6.91 |
|
最大値 |
283.6 |
205.1 |
221.7 |
280.3 |
247.3 |
884.1 |
9.42 |
|
最小値 |
93.2 |
119.4 |
83.4 |
89.1 |
129.6 |
508.0 |
5.23 |
|
日平均値 |
5.75 |
5.39 |
4.85 |
5.59 |
6.02 |
5.47 |
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日照時間は月によって大きく異なることは想像できるが、これを見ると、年にもよっても大きく異なることが分る。
実際は、2005年からの7年間を調べたのだけれど、最も悪いのが2005年の1,717.7時間であり、たまたま2010年、2011年は良かったのかも知れない。
日照時間=発電量では無いけれど、日照時間の長いことは、発電量に良い結果をもたらすことは間違がいない。
しかし、こんなにもばらつきがあるものなんだ・・・。と、改めてびっくり。
現在は、太陽の活動が250年程度周期の低調期に入ってきているという研究発表がされている。
低調な結果として雲の発生が多くなり、日射・日照時間が短くなって地表が寒冷化するというメカニズムがあるのだそうだ。ますます、日照時間が減り、日射量が減ることになるのだろう。
風力は、さらにあてにならないし、やはり、水力発電の併用が必須だな・・・と思う。 |
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